アートの飾り方
アートの飾り方・壁掛け方法についてのお問い合わせを頂くことがあります。そこで、当店で壁掛けする際に注意している点、飾り方をまとめました。
「壁掛けってこうすれば、簡単にできるんだ♪」と思っていただけたらうれしいです。
1,壁側金具が付いているか調べる
壁掛けアートは、壁掛け用なのに、壁側の金具が付いていない場合も多いです。
壁によって必要な金具が異なりますし、すでに壁に金具が設置されていて無駄になることが多いからです。詳しくは、個々の作品説明文をご確認下さい。
別途、壁側金具を購入する場合は、抜いた跡があまり残らず、耐荷重も7kgと強い「Jフック(石こうクギ)」をオススメしています。
2,壁を調べる
アートを飾る壁が、石こうボードなのか、板・コンクリートなのか調べます。写真の部屋の壁は石こうボードです。現在のおうちの壁はほとんどが石こうボードでできています。
コンクリートの場合は、くぎが刺さらないので、天井からつるして飾る方法が一般的です。
3,壁に飾る
●通常タイプの場合
・通常タイプとは、写真のように、額縁の裏にひもを通して壁に掛けて飾る、絵画などで一番良くあるタイプです。
・壁に金具を取り付けます。
Jフックを打ちつける場合、専用工具が売っていますが、もったいないので、10円玉で押して入れてしまいます。(板の場合は、トンカチが必要です)
・額裏の金具にひもを通し、固結びをします。
・緩んで落ちたら困るので、さらに外側に2か所固結びをして補強します。
・壁に飾り付けて完了です!
●両面ガラスタイプの場合
・当店には、リーフパネルなど両面ガラスを使用した作品もあります。この作品は、壁が透けて見えるため、ひもを使用できません。
そこで、フレームの裏側にティースハンガーというノコギリの歯のような金具が付いています。
壁に細いくぎを打ちつけ、このギザギザに引っかけて飾ります。
細いクギは家になければ、100円ショップ、ホームセンターで販売しています。
Jフックの細いクギもあまり重くない作品であれば、使用できます。跡があまり残らず便利です。
・壁にクギを打ちつけます。
※写真は、跡が少しでも残らないよう細いクギを使用しているため、2本使用し補強してあります
・クギに金具を引っかけて完成です。
ちょっとした豆知識
Q.壁が、石こうボード・板なのに、クギが入らない!
A.裏側の鉄骨に当たっている可能性があります。場所をずらしてクギが入るかお試し下さい。
Q.アートを飾る高さはどのぐらいがよいの?
A.見る人の目線の高さに合わせるのが基本です。
Q.複数の作品を飾るときのコツは?
A.作品の上端をそろえて飾ると、スッキリした印象になります。