絵ってどうやって選んだらいいの?
「絵ってどうやって選んだらいいの?」
良く聞かれますが、とっても難しい質問です(涙
まずは、「表現手法」です。
油絵の重厚な雰囲気、水彩画の柔らかいタッチ、アートフォトのリアルな雰囲気などの『表現手法」の好き嫌いで選ぶことが思い浮かびます。
次に、「お部屋に合うか」も重要です。
絵はお部屋に飾るのものです。飾る場所に似合わないと、せっかくの絵も台なしになってしまいます。
でも、何よりも大切なのは、「その絵が好きかどうか?」です!
「好きな絵を選べば良い。」というのが回答になるのですが、これではなかなか選べません(>_<)
『「どれが自分の好きな絵なのか」なんて、絵をいつも見ているわけではないので、よくわからない。』という人がほとんどだと思います。
では、どうすれば、「自分の好きな絵」がわかるようになるのでしょう?
これは、作家の想いに共感できるかどうかで決まるんだと思います。
例えば、わたしはこの「ひまわりの丘」が好きです。
作者の栗乃木さんに確認したところ、この丘は空想の場所で、自分が行ってみたい・見てみたいと思う風景を想像しながら描いているんだそうです。
作家の「この丘に行ってみたい・見てみたい」という想いをわたしがこの絵から感じて共感しているから、この絵を好きなんだと思います。
こちらは、名画といわれる文化勲章受賞画家・荻須高徳の「赤い家」です。
日本で生まれ育った荻須氏がフランスに渡り、この赤い家を見たときに感動したんだと思います。
その想いがうまく表現されていて多くの人が 共感したので評価が高いのでは?と思いました。
絵画は、見たときにその作家・職人の想いが伝わってきて共感できるかどうかで選ぶのがよいと思います。