平山郁夫《刺繍之路天空》①

日本を代表する画家である平山郁夫が描いた《刺繍之路天空》です


《刺繍之路天空》には六曲一双の屏風に天山山脈の支脈・火焔山を背景にして砂漠を行くラクダ隊が描かれています。古代、こうしたキャラバン(隊商)が文化や物資を運び、東西を往来しました

玄奘三蔵をテーマとした〈仏教伝来〉で院展に入選して以降、平山にとって仏教というテーマは、東西の文化を結んだシルクロードへの憧れにつながります。以後、平山はシルクロードを旅し、これを描くことがライフワークとなります

六曲一双の屏風に描かれた本作は、私たちを時空を超え、古代の雄大な西域の砂漠へと誘ってくれます

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